デイサービスに勤務するときの準備・心構え。介護職員初任者研修は必要?

デイサービスの求人案件は、どの地域でも多くの募集がされています。夜勤もなく、介護の仕事が未経験でも採用してくれるので、デイサービスで働いてみようかな…という方もいるでしょう。

これからデイサービスに勤務する方は、1冊でもいいので介護に関する本を読んでおくことをおすすめします。デイサービスは初日からいきなり高齢者の介護業務を任せられます。社内研修は基本的にありません。

とくに介護職員初任者研修を受けていない方はどうやって介護をしたらよいか、想像もつかないはず。介護士に向けた初心者向けの本でもいいので、介護に関する知識が少しでもあると、安心して仕事ができます。

介護職員初任者研修は参加しなくてOK

介護初任者研修とは、介護分野で働くうえで基本的な知識や技術が学べる研修です。座学形式の授業はもちろん、実技も行うため介護の仕事に初めてチャレンジする方でも手軽に知識・技術が習得できます。

「介護の仕事をする前に、初任者研修は受けるべき？」と思う方も多いですが、初任者研修を受けなくても問題ありません。

デイサービス等の介護施設に就職すれば、給料をもらいながら実践で介護の知識・技術を習得できます。初任者研修は50,000～80,000円の費用がかかり、2週間程度の通学も必要です。

初任者研修で学べる知識や技術は、介護に関する書籍や実際の仕事で十分学べるため、あえてお金を払って初任者研修に参加する意味はないでしょう。

デイサービスでよくある事故が転倒です。最悪の場合、利用者が骨折や外傷を受けるケースがあり、介護士がもっとも気をつけるべき事故でしょう。

デイサービスに勤めたばかりの頃はどの利用者が転倒しやすいのか自分で判断できません。そのため、利用者の全員が転倒しやすいと思い、歩行や車椅子への移乗などは見守り・介助をしましょう。