介護の仕事は無資格でも大丈夫です。それゆえ、どんな人でも就職できてしまうため、性格や思考に問題のある人も多い業界です。
また、介護はそれほど利益がでにくい業界なので、低賃金で過酷な仕事を与えてくるブラック企業もあります。
この記事では、職員間のいじめや従業員を使い捨てるようなブラック企業の見分け方を解説します。
これから介護の業界にチャレンジする方や転職を考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
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いつも求人募集を出している
年中、ハローワークや求人雑誌に介護職員を募集している施設がありますよね。なにかしらの事情があって職員が定着しない可能性が高いです。求人を探している段階で、いつも募集している介護施設は避けましょう。
職員が定着しない理由は以下の通り。
- 給料が安い
- 休みが少ない
- 仕事がきつい
- 残業が多い
また、人間関係の構築ができない人が職員にいる場合は最悪。新人のときから怒られたり、理不尽な指導をされるため、職員が定着しません。
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介護職でいじめが多い理由
介護職は自分の考えを強くもっている、いわゆる「キラキラ介護士」がどの職場でもいます。仕事熱心なのは良いことですが、偏った考えをもっているため問題児となりやすいです。
キラキラ介護士は、意見をあまり言わない職員に説教したり、新人に対しての指導が厳しいです。
介護はサービス業のため、絶対的な正解はありません。
問題が起きたときはみんなで話し合い、最適な正解を導き出すことが大切。自分の考えだけを主張し、融通の利かないキラキラ介護士がいるために、いじめが発生してしまいます。
【面接】給料や公休・勤務時間について話を避けている
ブラックな施設や評判の悪い施設は面接で判断しましょう。
以下の流れで面接が進みます。
- 仕事内容の説明
- 面接者(あなた)への質問
- 採用条件の説明
ブラックな施設は③採用条件の説明をすっ飛ばして、面接を終える傾向があります。
つまり、給料や公休、勤務時間についてブラックな部分があり、あまり話したくないのです。
私が以前、面接を受けた施設では、仕事内容の説明だけ話して「質問がないなら、これで面接を終わります」と言われました。
給料について質問すると「求人に載せているから見て」で終わり。
もちろん、採用は辞退させて頂きました。後日、ボーナスありと記載しているのに、支給したことのない施設だと判明。やはりブラックな施設でした。
【見学】職員が明らかに少ない・忙しそう
ブラックな施設を見分けるには、施設の見学が大切です。
フロアに職員がおらず、利用者が放置されていたら要注意。利用者の見守りができないほど職員が不足している可能性があります。
また、職員が忙しそうに仕事をしている施設も要注意です。デイサービスでは、入浴や機能訓練を行っている午前中に見学をしてみましょう。
職員が忙しそうに働いている姿をみて、あなたも同じ仕事ができるのか考えてみましょう。
【まとめ】ブラックな施設は職員が職員が少ない
経営者からすれば、人件費はコストになります。できるだけ少ない職員で、少ない賃金で、長い時間働いてくれる職員が欲しいのです。
利益をあげることしか考えていない施設、つまりブラックな施設はコストを最優先で考えるため、最低限の職員しか配置しません。
職員が足りていない=ブラックな施設と考えて問題ありません。
転職をするなら、職員が生き生きと働いている施設を選びましょう。
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