介護業務について

介護利用者がむかつく・優しくできない!ストレスがたまる理由と対策

介護の仕事で関わる利用者は、かわいいおじいちゃん・おばあちゃんだけではありません。なかには、言うことを聞かずに自分勝手な行動をする利用者、細かなことにもクレームを入れてくる利用者もいます。

 

「仕事だから我慢しなきゃ」と思いつつ、ついイライラしてしまうことはないでしょうか?

 

介護利用者に対してむかついたり、優しくできないのはあなただけではありません。

介護の仕事をしている介護士のほとんどが、利用者に対してイライラした経験があります。

 

この記事では、利用者に対してむかつくと思ってしまう理由と対策をご紹介します。

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何でも手伝ってほしい「かまってちゃん利用者」

細かいことでも、いちいち介助を求める利用者はイライラしますよね。

介護とは、自立できるように、利用者本人ができない部分を介助する仕事です。

 

しかし、介護施設や介護士をあたかも「高級旅館」や「何でも屋さん」と勘違いしている利用者がいます。どんなことでも手伝ってくれといってくる利用者「かまってちゃん」は本当に困ります。

 

かまってちゃんに対しては、過剰な介護をしないことが大切です。「○○さん、リハビリのために自分でやってみましょうか」と声かけしてみましょう。

何度も同じことを聞いてくる利用者

短期記憶障害や被害妄想のある利用者は、同じ質問を何度もしますよね。

  • ご飯はまだ?
  • お風呂はいつ?
  • 家に帰りたいんだけど
  • お金がない
  • 時計がない
  • カバンを盗られた

 

何度も質問されても、初めて聞いたかのように対応することが介護の基本です。

しかし、こちらも人間なので同じことを何度も言われるとイライラしてしまいます。業務が忙しいときは、優しくできませんよね。

 

短期記憶障害や被害妄想のある利用者に対して、環境を整えて解決しないか試してみましょう。

 

たとえば、何度も同じことを聞いてくる利用者に対しては「12時に食事を食べました」という札を作って置いておく方法があります。

また、「カバンを盗られた」と被害妄想を言われる利用者に対しては、空っぽでもいいのでカバンを用意しておくと安心されます。

クレーマー利用者・家族

細かいことに対してもすぐに無茶なクレームを入れてくる利用者・家族がいます。

クレームがこないように気を遣うと、精神的に疲れてしまいますよね。

 

私は利用者・家族からクレームや嫌なことを言われたら「あぁ、お金がなんか言ってるな…」と割り切っていました。

お金のためだと考えると、クレームを言われも機械的に対応できるようになります。

【まとめ】仕事だからと割り切る

介護はサービス業です。人間同士の関わりなので、利用者に対してもイライラしたり、腹が立つことがあるでしょう。

利用者や嫌いな職員は、仕事でしか関わりません。仕事(お金)と思って割り切って接すると、スッと心が軽くなります。

 

イライラしても、給料は上がりません。お金や自分の生活のためだと思って、気楽に仕事していきましょう。

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