デイサービスで働きはじめて苦労することは、利用者の自宅を覚えることでしょう。デイサービスの送迎は基本的に職員1人が行います。そのため、利用者宅までのルートを覚えないと仕事になりません。
特に、よく知らない地域のデイサービスで働きはじめた場合は1から道を暗記する必要があるため、かなり苦労するはず。
利用者宅までのルートを覚えるには「絶対に行ける!」と自信をもてるまで、何度もスタッフに同行してもらいましょう。
「何度も同行してもらうのは申し訳ない…」と思うかもしれませんが、一人きりで送迎して道に迷うよいかマシですよね。
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自分で運転して道を覚える
送迎ルートを覚えるには、必ず自分が運転し、同行してもらったスタッフに道案内してもらいましょう。
車の運転は、助手席に乗るのと実際に運転するとでは、まったく感覚が違います。助手席に乗って景色を見るだけだと、視覚的な情報でしか暗記できません。
一方、実際に運転するとアクセルやハンドル操作をするので記憶に残りやすくなります。
交差点を目印にしてルートを覚える
送迎ルートの記憶が曖昧なとき「あれ?どこの交差点を曲がるんだっけ…」と迷ってしましますよね。
どこの交差点でどちらに曲がるのかを覚えてしまえば、迷うことなく利用者宅にたどり着けます。
主要な交差点には必ず名称がついています。信号機の横などに名称の看板が付いているので、「○○」の交差点を右折といった感じで交差点を目印にすると道に迷うことが少なくなります。
遠回りしても自分がわかるルートを選ぶ
デイサービスの送迎は軽自動車でも2~3人一緒に送迎しますよね。そのため、デイサービスから利用者宅のルートを覚えるだけでなく、利用者宅から次の利用者宅までのルートを覚える必要があります。
その際、遠回りしてでも自分が知っている道を通って送迎しましょう。自信がないのに「通ったことないけど、近道かも…」という道を通るよりも、遅くなっても確実にたどり着けるルートを選ぶ方が不安を感じることなく運転できます。
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就業時間が終わったら自分で確認する
スタッフに何度も同行してもらっても、送迎ルートが覚えられない場合もありますよね。私自身、他県から引っ越したばかりでデイサービスに就職したため、本当に道が覚えられませんでした。
送迎ルートが覚えられないときの最終手段ですが、仕事が終わってから自家用車で送迎ルートを確認してみましょう。
自家用車ならカーナビも使えますし、道に迷っても引き返したらいいので確実に道を覚えれます。
ただし、送迎ルートを覚えることも仕事なので、基本的には就業時間内で覚えるべきです。あくまでも、どうしても送迎ルートを覚えないといけない場合に行ってくださいね。
【まとめ】新入社員のうちに送迎ルートを覚えておこう
利用者宅への送迎ルートは、はじめは誰でも覚えられないもの。利用者が30~40人のデイサービスなら、覚えるまでに2~3ヶ月はかかります。
なんでも質問できるのは新入社員のうちだけなので、自信をもって送迎できるまで同行をお願いしても大丈夫です。