デイサービスの送迎は、トラブルの起こりやすい業務です。自宅に着いたけど、家にいるはずの家族がいないというトラブルは誰しもが経験するはず。
事前の打ち合わせで「家族が自宅にいる」という約束になっているのなら、施設に電話して指示をもらいましょう。
家族が電話に出てくれたら問題ありませんが、家族と連絡がとれない場合の対応方法をご紹介します。
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帰りの送迎時に家族が不在
帰りの送迎時に家族が不在の場合、利用者ひとりだけを自宅に残して帰ることはぜったいにNG。施設に電話連絡し、他に利用者が同乗しているなら先に他の送迎を済ませましょう。
他の送迎が終わり、再び家族が不在だった自宅へ訪問します。それでも家族が帰って来ていない場合は、最終手段として利用者を乗せたまま施設へ戻り、家族の連絡を待ちます。
家族への電話連絡とともに、ケアマネジャーへの連絡も忘れずに。ケアマネジャーからも家族へ連絡をとってくれるはずです。
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朝の送迎時に家族が不在
朝のお迎え時、家族が送り出しをしてくれるケースもよくあります。しかし、朝迎えに行ってみたら利用者ひとりだった…ということもありえます。
朝の準備ができており、玄関の鍵がかけれるならデイサービスにお連れしてもよいでしょう。家族へ連絡し、デイサービスに行ったことを伝えることを忘れずに。
このケースで困ることは、家族が不在で朝の準備ができていない場合です。パジャマの状態で自宅から出れる状態になっていないなら、施設へ連絡して指示をもらいましょう。
朝のお迎え時に玄関の鍵がかかっていた場合
ひとり暮らしの利用者によくあるのが、朝のお迎え時に玄関の鍵がかかっている場合があります。
病院受診や外出をしているのなら安心ですが、自宅内で倒れており、玄関の鍵がかかったままというケースがあります。玄関の鍵がかかっていた場合でも、すぐには立ち去らず施設に連絡して指示をもらいましょう。
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【まとめ】判断に迷ったら、自分ひとりで判断しない
送迎時のトラブルは自分ひとりで判断しないといけないため、不安に思ってしまいますよね。
「どうしたらいいのだろう…」と少しでも不安に思ったら、自分で判断するのではなく施設へ連絡して、上司からの指示をもらいましょう。
施設へ連絡したのたら、もしもトラブルが発展したとしても、あなたに責任はありません。正しい判断をしたと自信をもってください。
「なにかあれば施設に連絡すればいい」と思っていれば送迎業務も怖くありません。気楽に仕事をしていきましょう!
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