介護の仕事した経験者は「ストレスがたまるし、とても疲れるよ」とよく言いますよね。私も長い期間、デイサービスで働きましたが、もう辞めたいっと思うことがいくつもありました。
私が勤めていたデイサービスは他のデイサービスを断られた問題の多い利用者を獲得していたため、とくに利用者との人間関係に悩みました。
デイサービスは人間関係はもちろん、疲れると感じる業務が多い仕事です。
この記事では、デイサービスの仕事でストレスを感じる場面とその解決策について解説します。
汗びっしょり…「入浴介助」
デイサービスの仕事で、やりたくない仕事のナンバー1といえば入浴介助です。熱気ムンムンの浴室で仕事をするうえ、利用者の裸を見ること・触ることに抵抗がありますよね。
入浴介助中に失禁・排便の処理をする場合もあり、汚物に抵抗がある方は「もうイヤっ」となるかもしれません。
また、入浴介助は女性スタッフが男性利用者からセクハラを受けやすい場面でもあります。女性スタッフが男性の入浴介助を行う場合は、体を洗っているスキに自分の体を触られたり、陰部を洗うよう迫られたりと嫌な気分になることが多いでしょう。
【対策】過介助をしないで体力を温存
デイサービスの利用者は、自分できることでもスタッフへ介助を求めることがあります。利用者ができるのに、スタッフが介助していまうことを過介助といい、利用者の自立を支援するはずのデイサービスでは過介助をするべきではありません。
利用者自身ができることをやってくれれば、スタッフは仕事は減ります。自分が行っている介助が本当に必要なのか、考えながら介護をしてみましょう。
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何度やっても慣れない「トイレ介助・排泄ケア」
トイレ動作は人間に大切な行為です。しかし、介護に慣れていないと汚物の処理や独特の匂いはどうしても抵抗がありますよね。
特にオムツ交換はやり方に慣れていないと便が衣服やシーツに付着して、さらに仕事が増えてしまうことも…
トイレ介助や排泄ケアが嫌でデイサービスの仕事が続かない人も大勢います。
【対策】書類業務をできるようにする
トイレ介助や排泄ケアは慣れるしかありません。どうしても抵抗があるなら、カルテや送迎表、ケアマネジャーとの連携など、書類業務ができるようになりましょう。
書類業務ができるようになれば、トイレ介助をはじめとした現場仕事の量が減ります。体を使うのではなく、頭を使う仕事ができるように行動してみましょう。
事故が怖い!「送迎業務」
デイサービスの送り迎えをする送迎業務も介護スタッフの仕事です。トイレ介助や入浴介助のような力仕事ではないため、運転が得意なら送迎業務は楽に感じるかもしれません。
しかし、運転が苦手だったり事故が怖いと感じる方は送迎業務に出たくないですよね。
送迎業務をやりたくないなら、はっきりと意思を伝えることが重要です。下記の記事で送迎業務をやめたい場合の対応策を解説しています。
わがまま・クレーマー利用者・家族
わがままな利用者や、なにかあるたびに苦情・クレームを入れてくれる利用者・家族と遭遇することはよくあります。精神的に追い詰められるので、本当につらいですよね。
まずは上司や他のスタッフに相談し、一緒に対応策を考えていくことが重要です。
職員との人間関係
職員との人間関係については、以下の記事で詳しく解説しています。
【まとめ】解決するための行動をしよう
デイサービスの仕事で疲れる・ストレスを感じやすい業務と対応策について解説しました。
仕事で悩みがあるのなら、相談しやすいスタッフに話をして、解決策がないか考えてみましょう。