デイサービスの機能訓練指導員は看護師や理学療法士はもちろん、柔道整復師の資格でも問題ありません。そのため、デイサービスでは柔道整復師を募集しています。
柔道整復師の主な勤務先は、整骨院や接骨院ですよね。どの地域でも求人募集がありますが、給料が安いわりに残業が多く、休みも少ないという特徴があります。
整骨院や接骨院は他店舗のライバルが多く、差別化を図るために土日祝の営業や深夜まで仕事があったりと過酷な労働を強いられます。勉強会や研修会で休日が潰れることも日常茶飯事でしょう。
一方、デイサービスは夜間営業もなく、研修会も少ないです。この記事では、柔道整復師がデイサービスで働くと仕事が楽なのか、そして苦労することをご紹介します。
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同職種がいないため精神的に楽
柔道整復師は技術職です。そのため、同じ職場に「意識が高い柔道整復師」がいると、自分も勉強しなければ…という不安になりますよね。
デイサービスに勤務する柔道整復師は、ほとんどの施設で1~2名程度しか配置しません。柔道整復師の同僚が少ないため「勉強しなければいけない」というプレッシャーがないことがメリットです。
休日に研修会へ参加する必要もないため、デイサービスに勤務するとプライベートが充実できます。
患者を獲得・リピーターにする必要がない
整骨院は患者を治療するとともに、何度も通院してもらえるようリピーターになってもらう必要があります。
そのため、患者と仲良くなったり、信頼してもらえるような状態説明ができないと整骨院で働き続けることはできません。
やる必要のない治療をしたり、営業トークを続けると、精神的に病んできますよね…
一方でデイサービスは機能訓練へのクレームは少ないため、整骨院に比べて患者に気を遣う必要はありません。デイサービスは入浴や食事など、機能訓練以外の目的で利用する方も多いため「機能訓練はオマケ」という利用者もいます。
そのため、熱心に機能訓練や会話をしなくても継続してデイサービスを利用してくれます。
整骨院のようなリピーターになってもらうための技術・知識は不要です。
【デメリット】柔道整復師でも介護業務をする場合も
柔道整復師がデイサービスに就職すると、介護業務を手伝うことがあります。
トイレ介助やオムツ交換、自動車での送迎など、あなたの専門ではない仕事もしないといけません。
「どんな仕事でも大丈夫だよ」という思いなら大丈夫ですが、介護の仕事はやりたくないなら、機能訓練だけに集中できるデイサービスを選びましょう。
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