デイサービスでは介護士のほかに看護師(准看護師)も一緒に働きます。看護師は介護福祉士に比べて資格取得の難易度が高く、社会的地位も高い傾向にあります。そのため、偉そうな態度で仕事をする看護師もいます。
私が働いていたデイサービスでは、看護師はずっと椅子に座って連絡帳の確認印を押しているだけの看護師もいました。
デイサービスの責任者が介護福祉士だったため、その看護師に対して指導ができないという状況でした。
この記事では、デイサービスでよくいる仕事のできない看護師の特徴、そしてどうすれば仕事をしてくれるのか解説します。
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指示だけして動かない(書類業務ばかり)
使えない看護師でよくあるパターンは介護士に口頭指示だけして、自分は動かない看護師です。
- あの人に薬飲ましといて
- 車椅子への介助はよろしく
- そこのゴミ、捨てといて
- ○○さん、入浴後のお茶でてないよ
あきらかに「あなたがやった方が早いでしょ…」という仕事を介護士に振ってきます。指示しかせずに自分は見ているだけの「指示だけ看護師」は嫌われる原因になりますね。
また、デイサービスの運営上、看護師(准看護師)の人員配置が必要です。仕事ができない看護師でも辞めてもらっては困るので、指導しにくいという理由もあります。
送迎や入浴、レクリエーションは手伝わない
送迎・入浴・レクリエーションはデイサービスでも、やりたくない仕事のトップ3です。これらの仕事は介護士がメインで行うことが多いですが、看護師がまったく関与しないと「仕事ができないな…」と思ってしまいます。
デイサービスは医療機関ではないため、看護に関わる仕事だけすればいいわけではありません。
デイサービスの職員の一員として動けない看護師は「必要ないよね」と思われても仕方ありません。
仕事をしないのに給料だけは高い
介護業界は仕事ができる・できないで給料が決まるわけではありません。仕事ができなくても看護師や准看護師の資格があるだけで、ある程度の給与がもらます。
一方で、介護福祉士はどれだけ仕事ができても、資格の価値が低い(資格が取得しやすい)ため給料は安いです。資格の違いとはいえ、仕事していないのに自分よりも多くの給料を貰っていると思うと、腹が立ちますよね…
【対策】とにかく呼び出して、実務をしてもらう
仕事ができない・座ってばかりいる看護師でも、入浴介助やホール業務などの実務をしてもらいたいですよね。
看護師に仕事をしてもらうには「○○さん、人手が足りないから、ホール業務して!」と具体的な仕事を頼んでみましょう。
「どうせ○○さんは仕事しないから、忙しいけど私がやろう」では、いつまでも看護師は動いてくれません。看護師が自分で動かないなら、仕事を振ってみましょう。
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