高齢者の入浴は身体に負担がかかるため、看護師の介入は必要不可欠です。
しかし、看護師が高齢者の身体を抱え上げたり、清拭・洗髪ばかりさせられる介護施設も少なくありません。
看護師が力仕事をしなくてもいいわけではありませんが、毎日のように入浴介助ばかりしていると「これは私の仕事なのかな…」と自分の仕事に疑問をもってしまいますよね。
この記事では、看護師が入浴介助ばかりさせられる理由や対策を解説します。
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介護職員がいないことが原因
そもそも看護師が入浴介助をしないといけない環境に問題があります。
あなたの勤めている介護施設は、介護職員が足りていますか?
入浴介助の仕事は、介護職員の仕事です。看護師はバイタルの確認や状態観察、処置などが役割。
看護師のあなたが、入浴介助の実務をしているなら「これって、介護職員の仕事ではないですか?」と意見を言うべきです。
入浴介助は「やり過ぎない」ことが大切
入浴介助は、清拭や洗髪まですべてを介助すると、かなりの重労働です。
利用者自身ができることは介助をしない「自立」を意識した介助をしましょう。
入浴介助を楽に行う方法は、下記の記事で詳しく解説しています。
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